2007年08月26日

42 パドル三本目奉納…(奈良吉野川14)

水位:1.06m(五條) 気温:31℃(五條) 天気:快晴
区間:梁瀬橋〜天理教(5.3km) メンバー:AZMAX,後輩1号


 アズマックス。
 若干、KYなところもありますが、一緒に下ると周囲をしてとても楽しいと思わしめる大きな魅力を持っています。

 私はコミュニケーションが得意でなく、かつ知識がオスマン帝国、わんこ、カヌーに極端に偏っているためか会話が盛り上がることは少ないんですが、彼はその場にいるだけで周囲を笑わせるという素晴らしい素質を持っています。

 この点は王子にも共通しているんですが、言動、姿勢など雰囲気に陰鬱さが微塵もありません。陽のオーラが包んでます。

 先週の小歩危でも常に話題を提供してくれまして、おかげで我々の乗るラフトボートは大いに盛り上がりました。

 大歩危にて。
 「うわ! 足が腫れてる!」
 ウェットスーツの上からでも分かるくらいに腫れ上がっています。
 後輩1号「どうしたん? これー?」
 「虫に刺されたんかな。うわ、どうしよ?」
 ちなみにマックスは探検部出身なのに大の虫嫌いです(でも虫からは好かれています)。

 後輩1号「痛いん?」
 「何かすごいピリピリするねん」
 とてつもなく不安げな彼。
 しかし、擦っているわりにはあまり感覚がなさそうです。

 ヒロ姉「なあ、何か湿布とか貼ってなかった?」
 「…あ!」
 その通り。背中に貼っていた湿布がはがれ、川の水を吸って膨らんでいただけでした。
 …そら、ピリピリするかもしれんけどさ。

 次は小歩危は森囲いの瀬を過ぎたところで。
 「鼓膜が破れた!」
 一同「は?」
 「耳がおかしいねん! 何か繋がってる感じがすんねん」
 本人曰く、鉄橋の瀬と森囲いの瀬の衝撃で鼓膜が破れたということらしい。
 「それって、耳に水が入っているだけちゃうの…?」

 アズマックス。
 若干、KYなところもありますが、一緒に下ると周囲をしてとても楽しいと思わしめる大きな魅力を持っています。

 そんな笑いの絶えないダウンリバーの最中、アクシデントは突然起こりました。
 S字の瀬でサーフィンしていたらブレイス失敗して沈。

 あいたたた!

 渇水でめちゃめちゃ浅いので、川底を転がりながら流されます。腰を強打し、思わず途中でパドルを放してしまいました。

 瀞場まで流され、パドルを回収すると、何か感触がおかしい。
 ひょっとして、また折れた…?
 そのひょっとして、でした。

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 折れてはいませんが、3/4ほどが割れてしまい、グニャグニャしてます。
 とりあえずの応急処置として、フリップラインを巻きつけて固定し、だましだまし下りました。

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 阿太橋上の瀬。渇水ではダッキーで遊べるのはここくらいです。

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 後輩1号さんからパドル借りて少しだけ遊びましたが、折るのが怖くてあまり踏み込めませんでした。

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 さて、パドルを折るの、今年で3本目となってしまいました。

 5/5 ナラヨシ 阿太橋上の瀬でサーフィン中に折る
 8/4 中奥川  ダウンリバー中に岩に衝突して折れる
 8/26 ナラヨシ S字の瀬でサーフィン中に割る

 シャフトの経年劣化もあると思いますが、ちょっと異常です。厄年なんですかね。ちなみにすべて紀ノ川水系です。

 これで所有パドルは残り1本となってしまいました。

 しかし9月は大会シーズン。このままでは漕ぐことができないので大ピンチです。新しいのを買うか、修理依頼するか、自力修理するか…。いずれにせよ、至急実行する必要があります。


ニックネーム ラナ父 at 23:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 近畿>奈良吉野川 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月25日

【番外編】平成18年河川ランキング

 さる21日、国交省河川局より一級河川の平均水質ランキングの発表がありました。

 ■参考:「平成18年全国一級河川の水質現況の公表」
 
 栄えある日本一の座に輝いたのは、以下の9河川です。

 北海道/ 尻別川(尻別川水系)・北海道 *三年連続
 北海道/ 後志利別川(後志利別川水系)・北海道 *二年連続
 北海道/ 鵡川(鵡川水系)・北海道 *二年連続
 北海道/ 沙流川(沙流川水系)・北海道 *三年連続
 北陸 / 黒部川(黒部川水系)・富山
 中部 / 安倍川(安倍川水系)・静岡
 中部 / 宮川(宮川水系)・三重
 中国 / 高津川(高津川水系)・島根
 九州 / 川辺川(球磨川水系)・熊本 *今回から調査対象

 *いずれもBOD値(水質汚濁を示す代表的な指標)0.5

 いっぽう166位となった、すなわち水質ワースト1の河川はやっぱり大和川(BOD4.7)でした。不名誉な結果ですが、水質の改善は随分と進んでいるようです。
 ちなみに地元の猪名川(BOD3.4)も5位にランクインです。

 よく漕いでいる川、最近下った川は以下のような順位でした。

 中部/天竜川(1.4) 135位↓
 中部/木曾川(0.6) 12位↑
 中部/長良川(0.8) 53位↓
 中部/櫛田川(0.7) 39位↓
 近畿/熊野川(0.9) 92位↓
 近畿/紀の川(1.1) 113位↓
 近畿/淀 川(1.3) 129位↓ 
 近畿/木津川(1.2) 123位↑ *大幅改善
 近畿/桂 川(1.0) 101位↓
 近畿/由良川(0.6) 24位↓
 四国/四万十川(0.8)64位↑
 四国/仁淀川(0.6) 12位↑
 四国/吉野川(0.7) 43位↑
 九州/大野川(0.8) 64位↓

 *( )内はBOD平均値

 あれ? っと違和感を感じたのは、木曾川(12位)と長良川(53位)。逆なら理解できるのですが。
 普段下っているナガラ(郡上市)は自ら飛び込んで泳ぎたいと思えるほどに清冽なのときが多いのに対して、木曾川(日本ライン/可児市・犬山市)は濁っているし臭いので。

 どこで調査したんだろう? 調査地点を調べると以下の地図のようになりました。


拡大地図を表示

 分かったことは以下の通り。
 ・両河川とも、調査地点は中下流域に集中している
 ・木曾川は中上流域にも二箇所調査地点がある(味噌川ダム、丸山ダム)
  →ただしダム貯水池は原則として調査地点に含まれない
 ・長良川は最下流域で一気に水質が悪化している(BOD値1.2)

 そう、長良川にはあの河口堰が存在していたのでした。これで順位が低いのが何となく納得できたような気がします。

 普段私が下っている地域に一番近いのは長良川だと藍川橋(BOD値0.5)で、これはランキング1位と同じ数値ですね。ただ、木曾川日本ラインも意外と水質が良いという結果が出ており(犬山橋 BOD値0.6)、疑問は残りました。
 BOD(生物化学的酸素要求量)とは、「溶存酸素存在のもとで水中の有機物を栄養源として好気性微生物が増殖・呼吸するときに消費される酸素量で、20℃ 5日間で消費される溶存酸素量(mg/l)を標準とする」と定義されていますが、透視度や臭いとは直接関係がないということでしょうか。

 ところで、ランキングは各調査地点の結果の平均値で行われていますが、これって調査地点の数と位置によって実際の姿と随分ギャップが生じるのではないかと思います。

 たとえば櫛田川(39位)と宮川(1位)。
 どちらも二点ずつ、似たような場所(下流域)に調査地点が設けられていますが、上中流部に複数調査地点が増えればどうでしょう。普段漕いでいる櫛田川の中流部はかなりキレイなので、おそらくランキングは上がると思います。
 そして宮川は中流部(大台町)に三瀬谷ダムがあり、ダム直下は結構濁っていますが、川の自浄作用と一之瀬川など清冽な支流を合わせることなどにより、下流に行くほど透明度が上がる川です。すなわち、ダム前後に調査地点があれば、ひょっとしたら全国一位の座は危うくなるかもしれません。

 つまり、以下のような疑問を感じるわけです。
・各調査地点の平均水質とは、その河川全体の水質を的確に表しているといえるのか
・各河川を平等に比較できているといえるのか。たとえば調査地点の数と位置に関して何がしか統一的な基準が存在するのか

 各河川の調査地点の数と位置に関する基準に関する記載はとくに見当たらなかったので不明ですが、もし基準が存在しないとすれば、極端な場合、流域ほとんどが汚くても、一部のキレイなところのみ調査地点が設置されている川はランク上位に位置し、流域ほとんどがキレイでも、一部の汚染されているところに調査地点が集中していればランク下位になるという可能性もありえます。

 もしこのような事象が存在するとしたら、このランキングってあくまで参考程度に捉えておくほうがよいのかもしれませんね。

ニックネーム ラナ父 at 01:35| Comment(5) | TrackBack(0) | 番外編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月18日

41 お盆休み2000kmの旅の終わりに(大野川1)

水位:0.61m(犬飼) 気温:33℃(犬飼) 天気:快晴
区間:渡無瀬〜リバーパーク犬飼(3.4km) メンバー:ソロ(回送後輩1号)


 四国ブートキャンプ終了後は九州へ渡り、帰郷。そのついでにええ川がないか物色してきました。

 まず九州トップクラスの清流と聞こえの高い北川(五ヶ瀬川水系)、「にっぽん清流ワンダフル紀行」最終回の舞台(観てないけど)小丸川を見に行きましたが、7月台風の4号マンニィの爪痕か、北川、小丸川は九州一の濁流となっていました。
 ちなみに「九州の四万十川」と称される北川支流の小川(こがわ)はうっかり見そこねました。あ〜、ひと目でも拝みたかったな〜。

 本庄川(大淀川水系)も見に行きました。
 高さ142mの吊り橋から眺めた綾川渓谷。結構谷が深くて車道からはあまり見えませんが、近々挑戦してみたいものです。

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 今日も朝から暑かったので、ラナはざぶん!と飛び込んで泳いでましたが、ダニだらけになっていました。この川で遊ばせるときは要注意です。

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 用事も無事に済ませた帰途、寄り道して延岡から一路西進し、高千穂へ。天孫降臨の舞台とされる高千穂は日本神話ゆかりの地として宮崎、いや九州を代表する観光地となっています。

 超がつくほど山奥なのに、意外に道がよくてアクセスしやすく、意外に栄えていて驚きました。
 高千穂渓谷では一箇所車道で下りられる道があり、川沿いを歩くことができます。写真は神橋から上流側の眺め。面白そう…。

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 有名な「真名井の滝」です。両岸が見事な柱状節理を形成しています。飛水峡の甌穴群(ポットホール)に勝るとも劣らない大自然の造形美。

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 この高千穂峡谷、20kmほど続いているらしい。誰か下ったことある人いるのかな?
 訪れたのは早朝でしたが、時間に余裕がなかったのでフネを出すことはなく次の目的地に向かいました。

 次に向かったのは阿蘇山。標高がそんなにないはずなのに(最高1592m)、周囲はひんやりしていて植生も独特で、高山チックな雰囲気が素敵でした。

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 延岡からの長い寄り道がようやく終わり、いよいよ目的地の臼杵港に向かいます。R57→R502を進むうちに出会ったのが大野川という川でした。

 大野川は、祖母山(1756m)を水源とし、緒方川、奥岳川などを合わせて中流峡谷部を流れ、別府湾に注ぐ流路延長107km、流域面積1,465km2の一級河川です。



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 携行してきた『全国リバーツーリング55マップ』では、ここから上流約3.3kmの千歳村農村公園からの区間が紹介されています。ちなみに支流の緒方川には「九州のナイアガラ」と呼ばれる原尻の滝がありますが、残念ながら見損ないました(落ちたことある人いるのかな !?)。

 臼杵港からフェリーが出航するまで2時間ほど余裕があります。ちょこっとだけでも下ることにしました。後輩1号さんはクルマで併走です。

 ◆@プットイン(渡無瀬の便所)

 さて、いよいよ出発。
 プットインは渡奈瀬から。紹介コースのほぼ半分の距離になるショートコースです。
 ちなみに下見時に気になっていたんですが、この川、土手周りがやたらと砂をかぶってます。ひょっとしてこの前の台風でここまで水が…?

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 水の色は青っぽい。透明度はまあまあ。泳ぐのはいいけど顔は浸けたくないなあというレベルです。
 浸かると、ぬるい。冷却効果が弱いので、川の上でも結構暑いです。

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ニックネーム ラナ父 at 15:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 九州>大野川 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月15日

40 小歩危ハーフ@ラフト(吉野川・小歩危2)

水位:0.80→0.93m(豊永) 気温:32℃(本山) 天気:快晴
区間:岩原〜白川口(15.0km)
メンバー:tomoさん、会長夫妻、王子、AZMAX,UNKO-MAN,女優R,後輩1号


 今日は岩原から白川口まで。よってラストの瀬は大滝、つまり小歩危前半までの区間となります。
 探検部から拝借したラフトボートが小歩危の激流に対応できるほど剛性の高いものでなく、またスキル・経験がまだ充分でないメンバーが大勢だったということもあり、小歩危をオールで下るのは難しいという結論になったのですが、せっかくだから大滝まで下ろうという折衷案が紆余曲折を経て採用されたのでした。曲戸の瀬以外はメインのヤバい落ち込みを回避できると考えていて、大滝までなら避けまくって何とか下ってやろうと。

 今日はダッキーではなくラフトです。
 この前バリのトゥラガ・ワジャで乗ったばかりでしたが、ガイドとしてはめちゃめちゃ久しぶり。なにぶんブランクが長いので、思い通りにコントロールできるかどうか、かなり不安。
 なお、カヤック組としては、会長、花鳥のダブルチキンコンビことスプラッシャーズ、ダッキー組はtomoさんとUNKO-MANの二人。ダッキー組は初めてのチャレンジです(ラフトでは経験あり)。

 ラフト1艇、カヤック2艇、ダッキー2艇が岩原を出艇したのは10時過ぎ。ここから「まんなか」までは大歩危コースになります。小歩危のことを考えると、この大歩危後半コースはどうしても霞んでしまいがちですが、Take it easy すると必ず痛い目に遭います。
 そのためかどうかは不明ですが、切込隊長のカヤック二人組は、それぞれホールで巻かれて手痛い洗礼を浴びておりました。

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 この後半コース、瀬は面白いがいかんせん距離が長いため敬遠されがちなのですが、今日は水量豊富なのでラフトでもまあ快適に進んでます。

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 そういや、今回の吉野川は久しぶりにキレイでした。
 7月の台風で上流の早明浦ダム一気に貯水率100%になったので、おそらく濁ってんだろなあと透明度にはまったく期待していなかったんですが、いい意味で裏切られました。
 一昨日の那賀川が長安口ダムより下流が死んでいたのとは対照的です。

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 大歩危コースの終わり、大歩危峡の入り口「まんなか」でランチタイム。
 会長、ビニール袋をフネ、両手を小歩危のホールに見立てて、巻かれる様子をシミュレーションしています。
 周囲は笑いの渦に巻かれています。

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 再出発は12時40分ごろ。
 小歩危では鮎釣りシーズン中、トラブル防止のために各瀬の通過時間が地元漁協とコマーシャルラフト業者間で決められています。一応、これに合わせようとすると、曲戸の瀬は14:30,鮎戸の瀬は15:00航下となります。うーん、はたして間に合うのか、ちょっと微妙。

 ポポポポとエンジン音を立てて遊覧船が回る長い瀞場を抜けると、ウェストが見えてきました。
 いよいよ、小歩危コースのスタートです。

 しょっぱなは鉄橋の瀬。
 カヤック組、ダッキー組が先行し、ラフトは最後に突入。ここは大丈夫と右岸側のチキンルートは取らず、真っ向勝負しました。

 で か っ !

 前回下った渇水時とは比較にならないど迫力のウェーブ! さすが小歩危、迫力は悪魔超人級。
 否が応でもテンションが上がってきます。

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ニックネーム ラナ父 at 14:25| Comment(2) | TrackBack(1) | 四国>吉野川(大歩危・小歩危) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月14日

39 思い出の川(吉野川・大歩危1)

水位:0.68m(豊永) 気温:30℃(本山) 天気:快晴 区間:豊永〜岩原(4.2km)
メンバー:tomoさん、会長夫妻、王子、AZMAX,UNKO-MAN、女優R,後輩1号


 NKC(長良川カヤッククラブ)と一緒に大歩危を下りました。
 NKCは、非常に閉鎖的な団体です。「メンバー大募集中!! 平日パドラー大歓迎!」というホームページのマニフェストとは裏腹に、学閥が権力を握る保守派であります。

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 そんなNKCのNo.2たる会長とNo.3の王子、そして陰の支配者と謳われる会長嫁さんは出身大学の探検部から拝借したラフトで下りました。
 現役大学生、女優Rも一緒に乗っており、排斥されないか不安でしたが、NKC学閥は同じ大学の人間にはとてもオープンで親切です

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 会長は久々のラフトにもかかわらず見事コントロール。抑えるところは抑え、危なげなく下りきりました。


 さて、思いっきり話は変わります。
 川下りの面白さを決定づける要素としては、その川が持つ特性(水量、水質、景観など)が主となりますが、その川との関わり方というのも割合として大きいのではないかと思っています。

 たとえば、地元や故郷の川に対しては特別な愛着が湧くものだし、過去に接点のない初めて下る川というのは探究心や冒険心を大いにくすぐってくれます。
 また、過去に下ったことがあっても、トラウマがある(リベンジしたい)、下った当時のことを想起する、なんて場合は、絶妙なスパイスとして作用します。

 前置きが長くなりましたが、tomoさんにとって大歩危とは、過去に痛い目に遭ったトラウマ的存在であり、立ちはだかる壁でした。
 仮に下れる技量があると分かっていても、どんな気持ちかは分かるつもりです。
 緊張の面持ちで、なぜか笛をくわえながらでしたが、トラウマの根源たる豊永の瀬、上下とも見事に下りきりました。

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 三段の瀬もクリア、最後までノー沈で下りきりました。
 このときの達成感、解放感、察するに余りあります。おめでとうございます!

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 一方、私にとっての大歩危とは、大学時代を思い起こす川です。 
 大歩危では、大学院生時代の2年間、ラフトガイドとして何十本も下っていました。
 そこから派生して研究室でガリガリやっていた当時のこともフラッシュバックして、とても懐かしい気持ちになります。
 写真はラフトガイド時代。

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 当時と同じ遊び方をして、思い出をなぞるようにして下りました。

 この大歩危、何十本と下ったので、平水ならさすがに慣れてしまって今さらドキドキすることもないんですが、今日はそうでもなくやや緊張しました。

 だって、割れたパドルで下りましたから。
 犯人は、この男です。

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 まあ、いつも何かをやらかしてくれるところが彼の大きな魅力なのではありますが。
 アキレス改・バナナボートではただでさえキツいということで交換しました。

 おかげで三段の瀬も割れたパドルで突入です。

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 後輩1号といえば、今日くらいの水量なら安心して見ていてられます。彼女はイケイケではないので、大きなホールはうまくかわしながらですが、ノー沈でクリア。

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 今日はUNKO-MANも参加です。
 岡山の旭川カップ終了後大歩危へ駆けつけました。
 前夜の深酒と睡眠不足で20歳そこそこの彼もさすがに絶不調の模様。

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 午前中に一本、午後にも同じコースをもう一本下ってこの日は終了。

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 おつかれさまでした。

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ニックネーム ラナ父 at 12:55| Comment(0) | TrackBack(1) | 四国>吉野川(大歩危・小歩危) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月13日

38 海部川と並ぶ川(野根川1)

水位:0.73m(野根) 気温:26℃(宍喰) 天気:雨時々曇り
区間:衣川入川道〜川口橋(1.1km) メンバー:後輩1号


 1/8000地図をプリントアウトしようとしたらインク切れの表示。
 黒インクには予備があったのでモノクロ印刷に切り替えましたが、このエプソンのプリンタ、どうやら一色でもインクが切れていると印刷できないみたいです。
 しゃあないのでセブンイレブンに立ち寄り、ネットプリントを使って印刷し、アクアパックに折り畳んで入れる。

 尼崎の自宅を出発したのは午前3時半でした。
 懸念していた渋滞は皆無で、二時間足らずで徳島に到着。
 勝浦川沿いに県道16号を遡上し、途中で那賀川に抜ける予定でしたが、左折のタイミングを誤り、正木ダム上流の源流地帯へ。いやここ、とんでもない悪路です。しかも、四国に入りぱらつきだした雨が、山深くなるほど強くなり、もはやどしゃ降り。

 一時間かけて山越えし、坂州木頭川を経由して長安口ダムに出て、国道195号を那賀川沿いに西進し、目的地の美那川キャンプ場に到着したのは結局9時過ぎでした。

 今日下りたかったのは美那川(南川)。那賀川上流部に注ぐ支流です。

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 しかし、雨は断続的に降り続いており、川は増水傾向。下るに充分な水量がありましたが、犬連れで下るには現在の私の技量ではちょっとリスキー過ぎます。しかしこんな機会が訪れることはそうそうないからなあ…、と悶々と葛藤していましたが、結局諦めました。

 嗚呼、せっかくネットプリントを駆使してまで地図を用意してきたのに…。断腸の思いでした。

 第二候補の那賀川もこんな感じだったのでアウト。那賀川上流にはこれで二回フラレてます。縁がないなあ。

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 *美那川、那賀川上流では水位観測所を確認できず、近辺の坂州木頭川(名古ノ瀬観測所)を参考にしていましたが、5時時点で0.67mだった水位が9時時点で0.90mに急上昇していました。ちなみに16時時点では1.49mまで上昇。

 さて、どこに行こう。下りたかった川がダメになり、落胆しきりでしたが、まだ時間はあります。ひょっとしたら太平洋側なら晴れてるかも、と一縷の望みを抱き、国道193号線沿いに南下。

 道沿いには那賀川支流の海川谷川が流れていました。
 ここも下れそうでしたが、美那川以上に谷が深く、川相が判断できないので断念。おとなしく山越えを続けました。

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 ホンマに国道か? と疑問を呈したくなるくらいに細く蛇行する道を進み、やっとの思いで霧越峠を越え高知県に入ると、あの四国一の清流・海部川水系の源流部に出ました。

 山を下りるに従い、次第に雨足は弱まり、皆ノ瀬に至ると見慣れた景色。
 そう、去年のGWに下った場所です。
 そういやここの人に、海部川より野根川がキレイと聞いたことがありました(こちら)。

 よし、野根川に行ってみよう!

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ニックネーム ラナ父 at 12:37| Comment(1) | TrackBack(0) | 四国>野根川 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月04日

37 ナラヨシ支流、珠玉の名川を下る(中奥川1)

水位:約0.30m(中奥) 気温:31℃(五條) 天気:曇り時々雨
区間:中奥の橋〜初王寺橋(2.5km) 所要時間:約4.5h
メンバー:KYOKOさん、tomoさん、AZMAX,後輩1号


 半日かけてヘロヘロになりながら武庫川を下って一週間。
 今週はどこを下ろうかなあ。下ったことのない川を漕ぎたいけど、なかなか見つからないなあ…と考えているうちに台風5号ウサギさん襲来。
 近畿地方では全体的にあまり降らなかったようですが、ナラヨシ、櫛田川など台高山脈付近の河川水位が木曜日午後より軒並み急上昇。

 各河川の水位計をチェックし、よし、高見川に行こう!と決めました。
 するとジャストタイムリーにKYOKOさんからも高見川漕ぎませんか? とのお誘いがあり、ご一緒させてもらうことに。

 さていよいよ当日。大淀町にいったん集合。
 高見川(高見観測所)の水位は木曜日の0.9m台をピークに、今朝時点で0.67mまで低下していましたが、漕いだことがないので現地に行ってみないと分かりません。

 とりあえず見に行こうかなと思っていたら、KYOKOさん、何度か漕いだことがあるので大体予想がつくようで、「水量的にちょっと厳しいかな〜」とのコメント。

 ええ〜!? ダメなの?
 期待していただけに落胆…。

 しかしKYOKOさん、代替案を持ってはりました。
 出てきた名前は、「中奥川」でした。

 中奥川は、台高山脈主稜明神平(1432m)およびその西方に位置する薊岳(1406m)付近に源を発し、奈良県吉野郡川上村を南西に流れ、白川渡地区で奈良吉野川右岸に注ぐ一次支川です。


 とってもマイナーな川には違いないですが、最近ちょくちょく耳にするようにはなっており、SWIMDOGさんのブログ「水遊び大好き!」にも紹介されています(こちら)。

 相手にとって不足はなし、というかオーバー気味ですが、一路現地へ。
 ナラヨシ本流は大迫ダムの濁りで濁流となっていますが、中奥川の透明度は抜群。しかし先週の武庫川とは雲泥の差ですね…。

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 ダウンリバー区間は短く、3km弱とのこと。



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 「中奥川下り終わったら二本目は北山川行きましょうよ」
 「いや、中奥川を二本下りましょう!」

 距離が短いのでいろんな意見が出ましたが(ほとんどtomoさんですが…)、とんでもない。見通しがかなり甘かったということに後でイヤでも思い知らされることになります…。

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ニックネーム ラナ父 at 01:45| Comment(6) | TrackBack(1) | 近畿>中奥川 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする