2007年09月08日

44 第11回天竜川WWF/ダウンリバー(天竜川1)

水位:-0.43m(市田) -3.38m(時又) 3.77m(天竜峡) 気温:30℃(飯田)
天気:晴れ 区間:台城橋〜かわらんBAY(19.2km)
メンバー:会長夫妻、tomoさん、AZMAX,後輩1号、女優R,野人


 次第に夕暮れが早くなり、虫の音が濃くなってきた9月。9月といえば、いよいよ北山、天竜、長良の大会シーズンです!

 通常第一日曜日に開催される北山川ラフティング大会が第三日曜日に変更になったため、今年第一弾は天竜川ホワイトウォーターフェスティバル(TWWF)になります。
 この大会、とにかく漕ぐ距離が長い! とくに去年は第10回記念という名目で20kmというハーフマラソンばりの距離を漕がされました。

 ほとんど経験のない距離でありコースです。ペース配分にルート選択、遊船回避に神経をすり減らし、腰痛再発するわ、相方の会長に至っては足が攣って土嚢と化すわで心身共にボロボロにされました。
 これっきりで勘弁してくれという願いも空しく、第11回も20kmコースでした。合掌。

 TWWF参加は今年で4回目、長良川カヤッククラブことNKC会長とのコンビ「シャレコウベ」で漕ぐのは3回目です。
 ちなみに過去の戦績は以下の通り。

 ■第8回…優勝(3チーム) →サファリで出場
 ■第9回…準優勝(11チーム) →途中エア漏れ…
 ■第10回…優勝(10チーム) →足が攣る!

 続く北山、長良川WWFでは諸般の事情でNKC会長とは出場できません。「シャレコウベ」としては、今年はこのTWWFが最初で最後の大会となります。もちろん狙うは連覇ですが、共に三十路を迎えた今年の大会、不安要素もいくつかあります。

 まず、二人とも体重が増加したこと。もちろんムダな肉です。年齢のせいか、なかなか減ってくれません。当然ながら体重が増加しただけフネが重くなるので、距離が長いほどに不利になります。

 もう一つはチームとしての練習不足です。今年、たぶん一回も一緒に乗ってないんじゃないかなあ。最後に一緒に漕いだのがこのTWWFだとすると、かなりブランクがあります。息が合わないとペースが狂い、配分が掴みづらくなります。

 大会前の一週間、そんなふうに考えながら過ごしていましたが、そんなことがどうでもよくなるくらいのイベントが俄にやってきました。

 台風9号、フィートウの襲来です。

 7日(金)未明の増水ぶりは凄まじかったです。6日12時から7日12時の水位変化は以下の通りでした。

 ・市田観測所  -0.53m → 0.17m
 ・時又観測所  -4.12m → -1.49m
 ・天竜峡観測所  2.59m → 7.14m

 天竜峡の4m以上の増水ぶりを目にすると、さすがに中止かなあと考えたのですが、先に現地入りしていたUNKO-MAN情報によると決行の予定とのこと。
 ええ〜、やるの? と当惑しながらも21時45分頃、尼崎出発。中央道恵那山トンネル付近でtomoさんらに出会い、現地に到着したのは25時45分頃。
 起床は6時。短時間な上、何度も目覚めてしまい、よく眠れず、ベストコンディションとは言えませんが、社会人はみんな損たり寄ったりなんで文句言ってもしょうがないですよね。

  諏訪湖に源を発し、約213qを駆け下り、遥か遠州灘に注ぎ込む天竜川。一晩で随分と水は引いたようですが、それでも暴れ天竜という異名を誇示せんがごとく不気味な轟音を立ててうねっています。

 検艇を終え、9時より開会式。まだまだ水量が多いため、アルプスホール(カインズウェーブ)など要注意ポイントをいくつか説明いただきました。

070908TWWF05.jpg

 今年のコースはこんな感じ。長いな〜…。


拡大地図を表示

 ◆スタート(台城橋)
 今年、ダッキー部門は13チームが参加。2チームずつが90秒間隔で出発するルールとなっています。

 ちなみに我々「シャレコウベ」はゼッケン5番で三番手。後輩1号と会長嫁さんの「チーム サドんです」はゼッケン4番の二番手、tomoさんとマックスの「レオンとみぃ」はゼッケン3番、同じく二番手。飛び入り参加の女優Rと野人コンビ「チーム ビックマック」はゼッケン15番、最終便です。

 去年と同じ轍を踏まぬよう、下半身も入念にストレッチしていよいよ出発!

070908TWWF08.jpg

 川はかなり荒れています。カラーは灰色で透明度ゼロ。水というよりセメントです。触ると固まりそうなくらい。ちなみに「流れるセメント」と聞くとラーメンマン VS ブロッケンJr.のコンクリートデスマッチを連想してしまうのは私だけでしょうか。
 これだと水深は水面に立つ波の形でからしか読み取ることができません。実際、後にルート選択で何度か失敗することになります。

070908TWWF09.jpg

 ◆カインズウェーブ(アルプスホール)
 スタートしてしばらくすると最初の難所、カインズウェーブ(アルプスホール)が見えてきました。
 左岸側から回避するよう事前に注意を受けていたので、左岸寄りに突入。寄りすぎてエディーに食われ、途中一回転してしまいましたが、ウェーブに乗ることなくクリア。ただ、このウェーブ、下から見ると巻いていなかったので、強行突破しても良かったですね。

 この後しばらくは道なり。川はほぼ直線で視界も広いので、前にいる4チームがすべて捉えられます。

 まず「チームサドんです」を抜き、狙いを「レオンとみぃ」に定めました。

070908TWWF13.jpg

 新明神橋を通過。去年、腰痛に襲われたところです。今回はペースを抑え気味にしている(というか掴めていない)おかげで、少し右肩が痛いくらい。会長は左足に違和感を感じたらしく、早々にストラップを外していました。

 ◆阿島橋〜南原橋
 やがて阿島橋が見えてきました。tomo&マックスとの差はじりじりと縮まっています。
 阿島橋の手前でルートが二又に分かれており、先行するマックスたちは右ルートへ。

 我々は水量がより多いと思った左ルートを選択。
 …失敗でした。右が本流でした。再び差が開く。

 天竜川のこの区間、途中いくつか分岐があるのが特徴になっています。だいたい最終的には再び繋がるので、致命傷になることはありませんが、1秒を争う接戦では分岐の選択はかなり重要です。

 弁天橋の手前で再び分岐が登場。ここは去年のコースを覚えていたのでマックスたちと同様に右ルートを選択。大きく弧を描き、左ルートと再び出合ったところで弁天橋を通過。

 右岸側に寄せて漕いでいるとまたもや分岐。ここは左ルートを選択。ほぼ並びつつあったtomo&マックスは右ルートを選択。再び選択が分かれました。

 さて、どうなるか…。
 結論を言えば、またもや失敗。またまた差が開いてしまいました。
 去年通ったのと同様、左ルートの左岸ベタコースをつき進みましたが、右ルートとの出合いから本流は右寄りに移っていました。去年の記憶に頼りすぎ、流れを読むのを怠るとこのような失敗を犯してしまいます。

 水神橋を過ぎ、今度は三又に分かれた瀬。
 去年は左岸、中央が浅くて下れず、右岸ルートのみ通過可能でした。
 右ルートが最も水量が多い。中央は最短距離ですが、水深が分からないのでリスキー。
 選んだのは無難な右ルート。tomo&マックスは中央を選択。ホント、よく判断が分かれるなあ。

 結論は、中央ルートには充分な水深があり、中央のほうが若干速い感じでした。これで三連敗。どうにも選択が裏目裏目に出てしまってます。
 しかしこのあたりにしてようやく身体も温まり、ペースも掴めてきました。…遅すぎなんですけど。

 ◆鵞流峡
 三又が出合うとすぐに南原橋。ここからいよいよハイライトの鵞流峡突入です。

 入るなりビッグウェーブの連続。今までのような当てモノのようなルート選択はありませんが、いかにウェーブに翻弄されず、エディーやボイルに巻き込まれずに漕ぐかが重要になってきます。
 ここでようやく「レオンとみぃ」を抜きさる。

070908TWWF11.jpg

 左岸にブルーシートが見えました。明日の「ジャンプロック」の舞台のようですが、ここ一帯、すさまじいまでのボイルの嵐になっています。飛び込んだら無事では済まないのでは…?

 無事に天竜橋を越え、鵞流峡は終了。うーん、正直怖かった。アキレス・改ことバナナボートで下っている「チーム サドんです」や経験不足の「チーム ビックマック」は無事越えられるんでしょうか? まあ、そんな心配も杞憂に終わり、こんな感じで無事にゴールできたので一安心でした。

070908TWWF17.jpg

 ◆ゴール(かわらんBAY)
 天竜橋を過ぎ、一気に広がった川幅の中から、少しでも流れの強い箇所を探し、右岸寄りから左岸へ抜けるルートを取る。最短距離ではありませんが、とにかく楽に下りたいので…。

 ゴールのかわらんBAYが視界に入ってきた頃、再び右岸に寄せ、ここからラストスパート。
 やっとこさ到着です。
 かなり増水していたんでタイムは去年に比べるとETC深夜割引くらいは引かれているはずですが、それでもやっぱり長かったなあ。

 余力はまだ若干残ってました。なんせ去年はゴール到着後しばらく歩けなかったくらいですから。足が攣ったりスタミナ切れになるのを恐れすぎたのもありますね。
 大過なく下れた点では評価できますが、ペース配分、ルート選択共にちょっと悔いの残る内容でした。

 ◆二本目(ファンスラローム下見)
 少し多い目の昼食後、16時くらいに2本めスタート。明日のファンスラロームの下見と、ずっと留守番してたラナの運動のためです。会長が例によってカヤックなので、私はUNKO-MANと下りました。

070908TWWF20.jpg

 さて今年はロープ登りがあります。一昨年、箸にも棒にもかかりませんでしたけど、どうなんかな?
 ムシすると300P、失敗しても120P加算されるので、成功させないと今日の結果は水泡に帰してしまいます。

070908TWWF23.jpg

 ダメ元でやってみたら…、できました! ギリギリ、でかつ両腕に大ダメージ、でしたけど。しばらく握力がなくなるくらい、キツいです。
 会長は私より速く登れましたが、会長にはスローロープという大役があるので、ここは私がやることにしました。明日の天王山となるポイントです。

 ◆夜の部
 温泉から戻ってくると、明日のファンスラロームのコースが掲示されていました。

070908TWWF29.jpg

 そして、本日ダウンリバーの結果も掲示されていました。
 我々「シャレコウベ」は70分45秒。2位と120秒差をつけて1位でした。結構キワドイかなと思っていたので一安心ですが、大差とは言えません。
 過去成功体験のないロープ登りのペナルティが120P、さらに2年連続失敗しているスローロープのペナルティが60P.120秒といえば、これらをミスると一気にひっくり返ってしまう秒差でしかないのです。

 「チームサドんです」は6位で「チームビッグマック」は7位。その差はちょうど60秒。「サドんです」の先輩としてのメンツは保てました。

 この日のために秘策を用意してきた「レオンとみぃ」は見事に3位入賞。4位にはUNKO-MANの「DUMNS(ダムズ)」が約90秒後に着けています。
 アズマックス、UNKO-MANに対してやたらライバル心を燃やしており、この結果に相当に嬉しそうでした。明日も両者のプライドを賭けた対決が見物です。

 踊り騒ぐ学生たちを尻目に、テーブルを囲んで談笑&もやい結びの練習(明日のGジャンプロックに出題)。

 日中、あれだけ暑く、風の強かったのが嘘のように穏やかにひんやりとした夜の空気に秋の気配を感じながら眠りに就いたのでした。

【中部>天竜川の最新記事】
ニックネーム ラナ父 at 21:55| Comment(5) | TrackBack(1) | 中部>天竜川 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 ご無沙汰〜
相変わらず、体育会系で頑張ってんですねっ!
天竜の結果、楽しみに読ませてもらいます。。

 でも、会長とは北山を漕がないんですか〜
早く言ってくれたら、バイトでエンジン役したのにねぇ...
おじさん、最近、金トレ&チャリで基礎体力UPしましたから、イイ仕事したのにね。。
Posted by KRO at 2007年09月13日 17:43
ホント、ご無沙汰してます。
今年4月に一緒に漕いで以来じゃないですか?

KROさん、チャリでまた身体締まってそうですね。羨ましいですね〜。私はダメです。ジリ貧ですのでさすがに食事制限かけることにしました。

北山の大会は会長&花鳥、伝説のチーム「沈虎」で出ます。こっちの結果も楽しみにしてくださいね。
私は今年度、もう相方決まってしまっているのですが、KROさんもどなたかと長良川WWF出られてはいかがでしょう?
かなりイイ線いくのではないかと思いますよ。
Posted by ラナ父 at 2007年09月14日 06:19
 北山へは、潜水して100m近く泳げる
心肺能力が凄い上、カヌーポロしてる
ごっつい人に声を掛けて
密かに出場してダークホースになろうと
もくろんでましたが、ダメでした。。。

 長良川は相方も見つからないだろうし
三日間って、長過ぎますね。。
月曜は、仕事が入るだろうしね・・・

 
Posted by KRO at 2007年09月14日 23:17
お久しぶりです。
鳥取大学探検部の中野です。
今年は天竜川の大会に自分は行けなかったのですが
レポートを読ませてもらうと、ウズウズして
たまりません!!
そして去年お約束していた、北山川の出場
お誘いできなくてすいませんでした。

今年は長良川WWFに完全照準で
レーストレーニングに臨むことになり
当初、計画していた合宿の日程と
重なり、北山川への大会出場を断念
することになりました。

本当に申し訳ありません。
また、いつの日か必ずひょっこり誘いたい
と思ってます。

長良川WWFではよろしくお願いします。
Posted by 鳥大nakano at 2007年09月16日 15:35
>KROさん
すごい方と知り合いなんですね…。
出場してたらダークホースどころか大本命じゃないですか…。
大会終わってひと段落着いたら、また長良川あたりでご一緒しましょう。373でキャンプして、KROさんの料理が食べたいっす。

>鳥大nakano君
どうも、ご無沙汰です。
長良川WWFへの熱の入れようはUNKO-MANから聞いてました。みんなで出場するのはいつでもできますしね。Rio解散後でもいいんじゃないですか?
当日の長良川でのご活躍、楽しみにしてます。
Posted by ラナ父 at 2007年09月17日 21:12
この記事へのトラックバックURL
http://a-thera.com/tb/1077449
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック

天竜川-09/08
Excerpt: 天竜川WWF ダウンリバー [http://www.river.go.jp/nrpc0305gDisp.do?mode=&officeCode=21831&obsrvtnPointCode=4&..
Weblog: カヌーイストなラガーマン
Tracked: 2007-09-24 10:20