2007年09月09日

45 第11回天竜川WWF/ファンスラローム(天竜川2)

水位:-0.53m(市田) -3.70m(時又) 3.24m(天竜峡) 気温:28℃(飯田)
天気:晴れ 区間:阿島橋〜かわらんBAY(10.8km)
メンバー:会長夫妻、tomoさん、AZMAX,後輩1号、女優R,野人

 今日のファンスラロームは会場の阿島橋からスタート。ゴールは昨日と同様かわらんべの約11kmです。


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 昨日のダメージで両腕の筋が張り、握力が明らかに落ちていますが、20kmも漕いだおかげで「シャレコウベ」で漕ぐ感覚をだいぶ取り戻した感がありまして、調子は良いです。

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 しかし不安材料が一点。
 先週に不死鳥のごとく蘇ったパドルですが、一日目終了後、割れ目に沿ってうっすらとスジが浮かび上がっていました。
 「ねじれ」に弱いかなあという不安が的中し、割れ目に沿ってガラスクロスがほつれ、僅かながらもグラグラと動くようになってしまいました。

 まずいなあ、もつかなあと不安でしたが、心のどこかで大丈夫だろうと思い、対策を打たずに本日を迎えてしまいました。

 本格的にヤバいと思ったのはスタート直前。パドルを川底に当てた際に
バキッという乾いた音が響いたときです。
 ひょっとして、接ぎ木に使った桂の棒が割れた?

 とはいえ、今さらどうしようもない。
 折れたらシングルで漕ごうと割り切るしかないなと。

 ◆@スローロープ
 練習では決めまくりですが本番にめっきり弱いと噂される会長。
 過去2年連続で外しており、「三度目の正直」なるか?
 はたまた「二度あることは三度ある」になるか?
 去年、見事に命中させたアズマックスと打ち合わせです。

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 いよよ運命の投擲。

 バン!という乾いた音。

 見事ストライク!
 やりました!

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 幸先のよいスタートが切れました。

 昨日より水位はさらに下がっていますが、基本的には同じルートを辿って進めるので昨日より圧倒的に気が楽です。

 弁天橋に到着。
 我々にとって最大の難関、Aロープ登りです。

 ◆Aロープ登り&Bアップゲート
 ロープには昨日何とか攀じ登れましたが、そのダメージで握力が低下、かつ本番という緊張感あふれる状況で果たして成功するのかと思うと結構なプレッシャーを感じます。
 ここでミスすると120Pのペナルティ。すなわち、二位の「あけぼのタイフーン」への昨日のアドバンテージ120秒が一気に消滅してしまうのです。

 残りの体力を考えると、チャンスは一回きり。
 「1200万パワースクリュードライバー」をかけるならここです。
 少しでも距離を稼ぐため、会長の肩を踏台にして高さを稼いでからロープを掴む。

 残念ながら光の矢のようにとはいかず、昨日と同じ感じでゆっくりとですが、登れました。運動神経があまりよいほうではないので不器用極まりないですが、何とか目印まで攀じ登る。
 登りつめた瞬間、握力が切れてズルっと落ちてしまい、会長の上にズシンと落下。すいません…。

 しかし成功は成功。体勢を立て直し、対岸へフェリーグライド。そのまま左岸の3番ゲートをアップで通過。
 フェリーの際、弁天橋の橋桁を横切るのですが、この橋桁が台風の影響でまた流木やらゴミやらが大量に引っかかっていて巨大なストレーナになってたもんで、両腕の力を使い果たし、痺れて感覚のない状態では相当怖かったです。

 ◆D船上ロープ
 次はD船上ロープ(Cフリップリカバリーは水量多いため中止)。
 船上からスローバッグを投げて的に当てるというものですが、@との違いは、的ギリギリまで接近できるということです。
 ここはバウの会長にお任せ。
 あまりの近さに逆に戸惑いながらではありますが、難なくクリア。
 ※スローバッグを持ってタッチするのはNGで、ちゃんと投げないとダメでした。

 直下の弁天港に至ると、まさに遊船の大船団が出港しているところでした。
 ああ、また遊船か…。

 さすがに大会出場4回目にもなると嫌でも気付きますが、ダッキー部門上位の出発時間って、ちょうど遊船の出港時間と重なるんですね。明らかにタイムに影響するんで不公平感を感じないでもありませんけど、遊船をいかに回避しながら下るかも組み込まれているものと割り切るしかないようです。

 港を過ぎてまもなく現れる二又の瀬を、遊船は右ルートを取りましたが、我々は昨日同様に左ルートを選択。
 この二又が出合うところで、待機されていた大会スタッフにストップをかけられました。
 遊船がすべて過ぎるまでの約2分間待機。

 後ろから「あけぼの」さんが追い付いてきました。2分も空いてないハズなんで、どうやら詰め寄られてますね…。

 ◆E水神橋アップゲート&F岩タッチ
 最後の遊船が過ぎた後、ほぼ同時に二艇が出発したため、ここからしばらくダンゴ状態。
 我々がずっと先行をキープしていたものの、随分プレッシャーを感じました。
 水神橋のEアップゲートはもちろん、Fの岩タッチもアップゲートみたいなものなんですが、ほとんどクロスしそうなほどに詰め寄られました。
 こちらは焦ってリズムを崩し、エディーキャッチのポイントをミスして下流に流されてしまうという失態。彼ら、エディーキャッチがかなり上手でした。ゲートを過ぎるごとにグッと詰められているのが分かりましたから。

 ただ漕ぐスピードは僅かながらこちらが勝っていたようで、鵞流峡までの間に少しずつ差をつけることができました。

 いつ折れやしないかと心配していたパドルは、わずかにグラつきながらも、まだ持ち堪えてくれています。もっともダメージが大きいと思われるバウラダー&ターンはこのF岩タッチで終わり。何とか無事に最後まで漕げそうです。

 ◆Gジャンプロック
 鵞流峡は昨日のようなビッグウェーブはなくなっていて、随分落ち着いていました。

 目の前には遊船が立ちはだかっています。E,F通過時に一度は差が開きましたが、再び詰まってきました。コースを邪魔しないように配慮したのでやや大回りに迂回し、一時的にペースを上げて一艇追い抜く。

 完全に抜いたところですぐにGジャンプロックの目印めがけてエディーイン。
 私はフネに待機。会長が岩を攀じ登り、スタッフの前で「もやい結び」のテスト。

 …。

 …。

 …戻ってきません。結構、時間かかってるなあ…。

 後ろから再び「あけぼの」さんが追い付き、岩を攀じ登っていきました。
 大丈夫かなあ。
 声をかけようとしたとき、会長の姿が見えました。

 昨日に比べるとボイルは随分小さくなっていたんで、会長は岩の上からザブンと飛び込んで乗艇。
 「なんか違うなあ」と言われ、交渉に時間がかかっていたらしいですが、とりあえずクリアしたようです。

 これでオールクリア達成です!!

 昨日と同じポイントでラストスパートしてゴール。

 アップゲートで若干ロスが出ましたが、ルートミスはなし。よく身体も動いてくれたし、何より全ゲートクリアできたんで今日の内容はそれなりに満足のいくものでした。

 ◆それぞれの最終結果
 後発部隊が続々とやってきました。

 「レオンとみぃ」

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 去年唯一のパーフェクトを達成し、自他共に認めるファンスラロームマスター・アズマックスでしたが、最初のスローロープは失敗、ロープ登りでは二度のチャレンジ後に「いやー僕、登れる気がしませんわ」 という名言を吐き(代わりに風邪で絶不調のtomoさんが攀じ登ったのでチームとしてはクリア)、アップゲートではよもやのフリップで不通過かますわ、シューズは片方流すわ、買ったばかりのパドルも流すわ(tomoさんが無事回収)で、ちょっぴり落ち込んで、そしてみんなに責められて、ちょっぴりスネてました。

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 昨日4位だったUNKO-MANがマックスらのすぐ後でゴール。出発間隔が2分ですから、かなり詰めてます。しかも最初のロープ以外全クリアらしい。マックスたち、ヤバいかなあと思っていたら、やっぱり逆転されてしまいました。

 表彰式の際のUNKO-MANの嬉しそうな顔…。

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 またライバルの後塵を拝することになったマックス。
 しかし風邪引いたtomoさんとのコンビで、初のレースでダウンリバー3位に入賞したのは充分快挙です。
 おめでとう!

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 「チームサドんです」
 超がつく不安定なバナナボート・アキレス改を巧みに操り、二日間、見事にノー沈で下りきりました。

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 ロープ登りはさすがにダメだったみたいで、あと水神のアップゲートも3回くらいやり直しさせられたらしく大変だったらしいけど、よく頑張ったと思います。
 そういや、会長嫁さんって、まだカヌー漕ぎ始めて1年しか経ってませんよね。それ考えると、結構すごい方たちなのかもしれません。

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 「チームビッグマック」

 美女と野獣ならぬ女優と野人の現役大学生チーム。
 トムキャットの右チューブがパンクしてしまい、今日は途中2回ほど上陸してポンピングしつつ下ったらしい。
 後で調べるとインナーチューブが溶着部に沿って裂けてました。アウターは無傷なんで、バーストかな?

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 とにもかくにも初出場かつこのタフな状況下、よく完走できたもんだと思います。ご苦労さまでした。その努力に少しでも報いるために我々がいただいたランタンを寄付いたしました。

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 そして我々はというと、二連覇達成です!

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 賞品は、ダウンリバー1位:電池式Hチューブランタン(サウスフィールド),ファンスラローム1位:スタンドバーナー(サウスフィールド),総合1位:デジタルムービーカメラXacti DMX-CA6(三洋電機)でした!

 いやー豪華です。

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 最後は定番になりつつありますが、「ビクトリー!」

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 来年もこのメンバーみんなで出られたらいいなと思います。
 最後になりましたが、天竜川WWFスタッフの皆様、運営のための多大なるご尽力、本当にありがとうございました。

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 ◆第11回天竜川WWF結果

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 ★飯田市のホームページ(こちら)からも確認できます。

★作成中

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