2007年07月28日

36 武庫川渓谷を下る(武庫川1)

水位:0.20m(道場)0.75m(生瀬) 気温:32℃(三田) 天気:晴れ時々曇り一時雨
区間:武田尾温泉橋〜名塩の水道管橋(5.0km) メンバー:tomoさん、AZMAX


 武庫川は兵庫県篠山市真南条地区を水源として南流し、大阪湾に注ぐ流路延長65.7km,流域面積499.9km2の二級河川です。
 三田盆地を抜けるとそれまでの里川風景が一変し、宝塚で大阪平野に出るまでの区間、武庫川渓谷(武田尾渓谷)と呼ばれる先行谷を形成してします。この武庫川渓谷にはダム(武庫川ダム)建設計画があり、現在も検討は続けられています。
 なお、この区間(JR福知山線生瀬駅〜武田尾駅)には旧福知山線の廃線跡が残っており、渓谷美と手付かずの自然を気軽に楽しめるハイキングコースとして数多くの人に親しまれています。




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 宝塚IC近くのコンビニで『日本の川地図101』のコピーを取る。
 折り畳んで防水パックに詰め込み、パック越しでもちゃんと読めるかどうか確認。
 しかし、こうやって地図持って下るのって久しぶりだなあ。初めての川を下るときはいつもドキドキ気分ですが、今日はいつにもまして感じます。


 尼崎の我が家から10分も歩けば武庫川の河川敷に出ます。
 両岸には大きな河川敷公園が広がり、その中に武庫川が幅一杯に浅く広がって、ところどころ中州を作り、穏やかに流れています。

 いかにも都会を流れる川、という印象なのですが、実はこの武庫川、『日本の川地図101』によれば、三田から宝塚までの中流域は、この穏やかな姿から想像もつかないほどの渓谷となっていて、その急流区間をカヌーで下ることができるらしい。

 初めて知ったのは社会人2年生の頃かな。その時から、いつか漕ぎたいなあと思いつつ、なかなか機会に恵まれませんでした。

 理由としては、まずダウンリバーの情報がほとんどないことで、上記の書籍から得られる16年前の情報以外、確認できなかったことが一つあります。川沿いに走る廃線がハイキングコースとして有名で、そちらの情報がふんだんにあるのと比べると対照的です。
 ちなみに現在のJR福知山線の三田〜宝塚間はほとんどトンネルとなっていて、電車ではほとんど下見ができません。

 そして『日本の川地図101』では「大きな瀬が相次いで現れ、ほとんどの瀬は直前に行くまで瀬尻が見えない。2mの滝、4mの滝、3mの滝と通過し…、岩の間に流れが潜り込んでしまうところもあり、下見が必要」といった記載があります。

 近所の川を見ていると、すぐ上流にこんなセクションがあるなんて、俄には信じがたい内容です。
 「4mの滝」って…。しかもシーブありって、危なすぎるやん!

 また都市部を流れる川なのであまり水がキレイでないというのも大きな理由でした。
 上流部の三田市内を流れている時点でちょっと、泳ぎたくないなあと思ってしまうのでモチベーションが上がらなかったこと、そして典型的な「都会の川」、つまり流域が住宅地やらゴルフ場やら開発されまくっていて山の保水力が低く、雨が降ると一気に川に流れ込んで水量が増加するため、ただでさえ難所なのに危険度が高すぎます。

 しかし、メンバーさえ恵まれれば、天候、水量のタイミングを見計らって一度は漕ぎたいなあとかねてから思っており、そして今日、ようやくこの日を迎えることができたわけです。

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ニックネーム ラナ父 at 22:49| Comment(5) | TrackBack(1) | 近畿>武庫川 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする